水道修理

いつもなかに明かりがついているが、会社名は出ていない。ぼくのノックにこたえて、「どうぞ。COMEIN」と、日本語と英語の両方で返事があった。ぼくは、扉を開け、なかに入りながら、「オール・TOTO・エキスプレスです」と、いつものように言った。いくつかならんでいるスチール・デスクのむこうに、ミス・アジアがいた。職人のことを、会社の連中は、水道修理 枚方市と、呼んでいる。まさに、そんなイメージだ。身長は、一六三センチくらいだろう。それほど高いというわけではないけれど、プロポーションはいい。すんなりのびたふくらはぎに、ひざが小さく、太腿が力強く張っている。腰が大きい。突き出た尻が、高く盛りあがっている。胴がみごとにくびれ、胸のふくらみが、ショッキングだ。美人だ。混血にきまってる。肌の色や目のかたち、視線の配りかた、表情など、ほんとに、ミス・アジアだ。黒い髪にウエーブをつけ、肩にかかる長さにのばしている。美人だけど、きつい顔だ。そのきつさを強調するような化粧だ。いつ見ても、微笑まない。丸い大きな目をむけてよこす。目玉の白いところが、きらっと光る。自己の形成された目玉だ。